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KUON DAR(無料)で、音源の音量を目標値まで揃えられます。
ピーク・RMS・LUFSの3モードから選び、スライダーで目標値を指定するだけです。
測定は ITU-R BS.1770-4 準拠。
どのモードを選べばいいかも、この記事でわかります。
どうやるのか
- /dar を開き、ログインします。
無料プランで使えます。 - 音源を読み込みます。
ドラッグ&ドロップかファイル選択で読み込めます。 - ノーマライズを開きます。
- モード(ピーク / RMS / LUFS)を選び、スライダーで目標値を指定します。
既定値は順に -1 dB、-18 dB、-14 LUFS です。 - 適用するを押します。
結果に満足できなければ取り消せます。
ピーク・RMS・LUFSは何が違うのか
3つのモードは「音量のどこを基準にするか」が根本的に異なります。
ピークノーマライズは、波形の中で最も大きいサンプルだけを基準にします。
その一点が目標値に届くよう全体を増幅または減衰します。
処理は単純ですが、突出した一瞬に全体が引っ張られます。
たとえばドラムのアタックだけが大きい音源では、その一発で全体のレベルが決まります。
既定値の -1 dB は、デジタル処理のヘッドルームを残しつつ最大振幅を管理したいときに選ぶ値です。
RMS ノーマライズは、波形全体の二乗平均平方根(Root Mean Square)を基準にします。
瞬間的なピークではなく全体の平均的な電力を測るため、突出した音に引っ張られません。
人間の耳の音量感に近い指標とされ、音声や持続音のレベルを揃えるのに向きます。
ただし周波数による聞こえ方の差は加味しません。
既定値の -18 dB は、アナログ機器の基準レベル(0 VU)に近い値で、録音後のゲイン調整の出発点として使われます。
LUFS ノーマライズは、ITU-R BS.1770-4 に準拠したラウドネス測定に基づきます。
K特性フィルターで周波数ごとの人間の耳の感度差を重み付けし、チャンネル間も重み付けして統合ラウドネス(Integrated LUFS)を算出します。
現在のテレビ放送やストリーミング配信の基準として最も広く使われている方式です。
複数の音源の音量感を揃えたいなら、まず LUFS を選んでください。
既定値は -14 LUFS です。
どのモードを選ぶかは目的次第です。
絶対の正解はありません。
ピークは最大振幅の管理に、RMS はアナログライクな平均レベルの整えに、LUFS は配信や複数音源の音量統一に適しています。
あなたの音源にはどのモードが適しているか、目的から逆算して選んでみてください。
ノーマライズの前に詳細解析で現在のラウドネスを確認しておくと、目標値の判断がしやすくなります。
測定では Integrated LUFS、True Peak、チャンネルごとのピークと RMS、DC オフセットまで確認できます。
気をつけること
ノーマライズは全体の音量を変える処理です。
音源内部のバランス(ボーカルと伴奏の音量差など)は調整できません。
局所的な音量差を整えるには、別の処理が必要です。
取り消せるのは30手前までです。
無制限ではありません。
作業前に元のファイルを残しておくことをお勧めします。
クラウド保存を選ばない限り、音源はサーバーに送られません。
ブラウザ上で処理が完結します。
ノーマライズした音源を書き出す場合、明示指定できるサンプリングレートは 96 kHz までです。
元のままを選べばネイティブのレートで出力されます。
書き出し形式の選び方については「[wav mp3 変換 無料。
ブラウザだけで形式もビット深度も選べる手順](https://kuon-rnd.com/journal/wav-mp3-convert-free-browser)」も参考にしてください。



