JOURNAL
部屋と音響 — 残響・反射・ルームアコースティック
自分の録音を聴き返して「なぜか違う」と感じるとき、原因は演奏でも機材でもなく、多くの場合は部屋です。狭い練習室では低音が溜まり、壁が近ければ初期反射が音像をにじませ、天井が高い教会では残響が言葉を溶かします。この棚には、残響時間 (RT60) が何を意味するのか、初期反射をどこで断つのか、定在波はどこに立つのか、吸音材と拡散材をどう使い分けるのか、そして手持ちのマイクやスマートフォンでどこまで測れるのかを、実測とともに置いています。部屋を知ることは、高価なマイクを買うより先に効きます。
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