空音開発Kuon R&D
Kotaro Asahina — 空音開発 創業者

芸術家 / 音楽家 / エンジニア

朝比奈 幸太郎

Kotaro Asahina

朝比奈幸太郎(Kotaro Asahina)は、ブラウザだけで音楽の制作・学習・発表が完結する音楽家統合プラットフォーム「空音開発(Kuon R&D)」の創業者です。音響工学・ソフトウェア工学・録音芸術の三領域を一人で横断します。

音楽大学にて民族音楽を研究し、卒業後はピアニストとして活動。
日本でピアニストとして活動しながら、北欧スウェーデンへ渡り Lindha Kallerdahl と即興演奏を研究。
ファーストアルバムはドイツ・ケルンで Achim Tang とアルバム制作をし、日本とドイツで同時リリース。
このドイツ滞在中、制作現場にて Stephan Desire より音響学の基礎を学ぶ。
ケルンのスタジオで叩き込まれた音響物理の知見が、のちの録音哲学の土台となる。
ドイツ・ケルンでのアルバム制作(リハーサル)— New Continent「Animal Dance」

金田式DC録音の継承

金田式DC録音の現場

金田式バランス電流伝送DC録音

帰国後「金田式DC録音」の第一人者・五島昭彦氏に師事し、録音エンジニアとして様々な現場でレコーディング経験を積む。
2013年には、五島昭彦氏と共にピアノソロ作品「noumenon」を制作。
ピアノソロ作品「noumenon」(リハーサル・2013)
バランス電流伝送DC録音 —— 市販機器では到達し得ない音の純度を実現する、金田明彦氏が半世紀をかけて築き上げた録音の極致。
その技術体系を、五島氏から直接継承している。

独立後、芸術工房 Pinocoa を結成。
録音エンジニア・プロデューサーとして、アルゼンチンタンゴ、クラシック、古楽など、世界の様々な作品制作をプロデュース。
録音芸術の現場で磨かれた感性と判断力が、空音開発のすべてのプロダクトの設計思想に宿っている。

ソフトウェアで世界を記述する

TypeScriptRustWebAssemblyWeb Audio APIデジタル信号処理 (DSP)リアルタイム音声処理フルスタック開発
プロデューサーとしての活動を続けながら、株式会社ジオセンス・小林一英氏よりC言語およびGPS測位技術を学ぶ。
小林氏の教えは、単なるプログラミング技術の伝授にとどまらず、「ソフトウェアで世界を記述する」という思考の根幹を授けるものだった。

その薫陶のもと、ブラウザネイティブな音楽プラットフォームを、フロントエンドから音響処理エンジン、決済・認証基盤まで、ひとりで設計・実装している。

これは、音響工学とソフトウェア工学の両方を深く理解しているからこそ可能な、極めて稀有な制作スタイルである。

ハードウェアの手触り

Revox オープンリールデッキの修復
Revox オープンリールデッキの修復
Revox オープンリールデッキの修復

Revox ヴィンテージオープンリールデッキの修復

ソフトウェアの世界に没頭する一方で、ハードウェアへの造詣をさらに深めている。スイスの名機 Revox のヴィンテージオープンリールデッキを自ら修復し、基板設計の読み解き、部品の選定、はんだ付け、動作検証まで一貫して手掛ける。

この経験が、P-86S / X-86S マイクロフォンの設計にも直結している。
電気信号の挙動を肌で理解し、はんだの質が音に与える影響を体得する者だけが到達できる設計哲学 —— それが空音開発のマイクに宿る「音」の源泉となっている。

四つの領域の統合

音楽芸術・音響工学・ソフトウェア・ハードウェアの四領域の統合
2026年、空音開発(Kuon R&D)の代表として、音響工学、ソフトウェアアーキテクチャ、ハードウェア設計、音楽芸術 —— 四つの領域を高次元で統合する、世界でも類を見ないプラットフォームを構築している。

音大生が手の届く価格でプロ品質の録音を実現するマイク。
ブラウザだけで完結するオーディオツール群。
そして音楽家の練習・成長・発見を支えるコミュニティ。

すべては「音楽家に必要な道具、すべてここに」という信念から生まれている。
次世代の音楽教育と技術継承に情熱を注ぎ、芸術と科学が交差する地平を、これからも切り拓いていく。
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