FFT Spectrum Analyzer
Voxengo SPAN という無料のアナライズプラグインがあり、とても便利だったので紹介します。
DTMやミックス作業に欠かせない存在といえば、音の「見える化」ができるアナライザープラグイン。
今回はその中でも、完全無料でありながらプロユースにも耐えうる高機能を誇る「Voxengo SPAN」を紹介します。
私自身、これまで様々なアナライザープラグインを試してきましたが、SPANの完成度には正直驚かされました。
しかも無料。
これはインストールしない理由がないレベルです。
Voxengo SPANとは?
ロシアのプラグインメーカー「Voxengo」が開発したスペクトラムアナライザー。
以下のフォーマットに対応しており、Mac・Windowsどちらでも使用可能です。
Voxengo SPANの主な特徴
Voxengo SPANの主な特徴
実際に使ってみて感じた魅力
私が特に便利だと感じたのは、次のポイントです。
1. 今鳴っている音の周波数(Hz)が一目でわかる
→ ボーカルやベースの位置、不要な低音・高音の確認に最適。
2. RMSとPeakを同時に表示
→ ミックスの音圧バランス調整に役立つ。
3. 視認性が高いグラフィック
→ デフォルト状態でも見やすい。
色やスケールも細かく設定可能。
よくある質問
Voxengo SPAN は本当に無料ですか
無料です。機能の制限も、使用期間の制限もありません。個人でも商用でも使えます。開発元が寄付を受け付けていますが、支払わなくても機能は変わりません。インストール時にメールアドレスの登録も要りません。
インストールしたのに、DAW に出てきません
プラグインの置き場所が合っていません。多くの DAW は決まったフォルダしか見に行きません。インストール時に選んだ場所と、DAW の設定に書かれている場所が一致しているかを確かめ、一致したら DAW 側でプラグインの再読み込みを実行してください。
RMS と Peak は何が違いますか
Peak はその瞬間のいちばん大きい値、RMS は少し前からの平均です。耳が感じる音の大きさは RMS のほうに近く、機器が歪むかどうかは Peak で決まります。両方を見ながら作業すると、割れずに大きく聞かせる調整ができます。
表示が速すぎて読めません
表示の減衰の速さを設定で遅くできます。速い設定は打楽器の立ち上がりを見るとき、遅い設定は曲全体のバランスを見るときに向きます。ミックスの全体像を見たいなら、遅めにして平均の形を見てください。
何を見れば音が良くなりますか
山と谷の位置です。特定の帯域だけが突出していれば、そこを下げると全体が整います。逆に、見た目を平らにすることが目的ではありません。楽器には固有の形があり、平らにすると個性が消えます。見た目ではなく、耳で違和感のある場所を探す手がかりとして使ってください。
2 つの音源を重ねて比べられますか
できます。参照したい音源を別のトラックに置き、SPAN の送り先を同じにすると、2 つの曲線を重ねて表示できます。目指したい曲と自分の曲を並べると、どの帯域が足りないかがすぐ分かります。
無料の登録だけで、手元の音源で試せます。
読み込み、調整、書き出し。ここまでは無料のままお使いいただけます。
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