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録音技術 · 2025.04.23

Voxengo SPANの使い方|無料アナライザーの導入と設定

FFT Spectrum Analyzer Voxengo SPAN という無料のアナライズプラグインがあり、とても便利だったので紹介します。 DTMやミックス作業に欠かせない存在といえば、音の「見える化」ができるアナラ

目次

FFT Spectrum Analyzer

Voxengo SPAN という無料のアナライズプラグインがあり、とても便利だったので紹介します。

DTMやミックス作業に欠かせない存在といえば、音の「見える化」ができるアナライザープラグイン。

今回はその中でも、完全無料でありながらプロユースにも耐えうる高機能を誇る「Voxengo SPAN」を紹介します。

私自身、これまで様々なアナライザープラグインを試してきましたが、SPANの完成度には正直驚かされました。

しかも無料。

これはインストールしない理由がないレベルです。

Voxengo SPANとは?

ロシアのプラグインメーカー「Voxengo」が開発したスペクトラムアナライザー。

以下のフォーマットに対応しており、Mac・Windowsどちらでも使用可能です。

  • VST
  • VST3
  • AudioUnit (AU)
  • AAX

Voxengo SPANの主な特徴

Voxengo SPANの主な特徴

機能内容
スペクトラム表示周波数帯域ごとのレベルを可視化
RMS / Peak メーター音量の見える化(瞬間と平均)
マルチチャンネル対応L/R別々に表示可能
カスタマイズ性グリッドやカラー設定を自由に変更可能
位相表示位相干渉チェックも可能

実際に使ってみて感じた魅力

私が特に便利だと感じたのは、次のポイントです。

1. 今鳴っている音の周波数(Hz)が一目でわかる

→ ボーカルやベースの位置、不要な低音・高音の確認に最適。

2. RMSとPeakを同時に表示

→ ミックスの音圧バランス調整に役立つ。

3. 視認性が高いグラフィック

→ デフォルト状態でも見やすい。
色やスケールも細かく設定可能。

よくある質問
Voxengo SPAN は本当に無料ですか

無料です。機能の制限も、使用期間の制限もありません。個人でも商用でも使えます。開発元が寄付を受け付けていますが、支払わなくても機能は変わりません。インストール時にメールアドレスの登録も要りません。

インストールしたのに、DAW に出てきません

プラグインの置き場所が合っていません。多くの DAW は決まったフォルダしか見に行きません。インストール時に選んだ場所と、DAW の設定に書かれている場所が一致しているかを確かめ、一致したら DAW 側でプラグインの再読み込みを実行してください。

RMS と Peak は何が違いますか

Peak はその瞬間のいちばん大きい値、RMS は少し前からの平均です。耳が感じる音の大きさは RMS のほうに近く、機器が歪むかどうかは Peak で決まります。両方を見ながら作業すると、割れずに大きく聞かせる調整ができます。

表示が速すぎて読めません

表示の減衰の速さを設定で遅くできます。速い設定は打楽器の立ち上がりを見るとき、遅い設定は曲全体のバランスを見るときに向きます。ミックスの全体像を見たいなら、遅めにして平均の形を見てください。

何を見れば音が良くなりますか

山と谷の位置です。特定の帯域だけが突出していれば、そこを下げると全体が整います。逆に、見た目を平らにすることが目的ではありません。楽器には固有の形があり、平らにすると個性が消えます。見た目ではなく、耳で違和感のある場所を探す手がかりとして使ってください。

2 つの音源を重ねて比べられますか

できます。参照したい音源を別のトラックに置き、SPAN の送り先を同じにすると、2 つの曲線を重ねて表示できます。目指したい曲と自分の曲を並べると、どの帯域が足りないかがすぐ分かります。

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