空音開発Kuon R&D
録音技術 · 2026.08.16

ハムノイズ 除去。録音のブーンという電源ノイズをブラウザで消す手順

録音に入った低い唸り(ハムノイズ)をブラウザで取り除く手順。KUON DARの電源ハム除去は50Hzと60Hzの両方に対応し、高調波もまとめて除去。効果は無料で確認できます。

目次

録音に入った低い唸り(ハムノイズ)を、ブラウザで取り除く手順です。

KUON DARの電源ハム除去を使います。

50Hzと60Hzの両方に対応し、基本周波数だけでなく高調波もまとめて除去します。

効果は無料で確認でき、自分の耳で確かめてから仕上げるかどうかを決められます。

こんにちは、音楽家の朝比奈幸太郎です。

今日はノイズ除去について、解説。

ただ、筆者が作ったノイズ除去アプリを使えば簡単解決です。

どうやるのか

  1. /dar を開いてログインします
  2. ブーンという低い唸りが乗った音源を読み込みます
  3. 修復を追加し、表示されるモジュールの一覧から電源ハム除去を選びます
  4. 自動判定に任せるか、50Hz か 60Hz を手動で選びます
  5. 無料プレビューで、原音と処理後をA/Bで聴き比べます。
    ボタン一つで切り替えて、唸りが消えたかを自分の耳で確認できます。
    ここまで無料です
  6. 適用して保存するには Concerto が必要です

何が起きているのか

電源ハムは、商用電源の交流周波数に由来する低い唸りです。

日本では東日本が50Hz、西日本が60Hzで、録音した場所によってどちらの周波数が混入するかが決まります。

電源ハム除去は、IIRノッチフィルタでこの基本周波数を狙って削ります。

また、基本周波数の整数倍にあたる高調波にも同時にフィルタをかけます。

ハムは基本周波数だけでなく倍音としても重なっているため、高調波まで削らないと唸りは消えません。

このモジュールはそれらを一括で処理します。

自動判定を選べば、音源から50Hzと60Hzのどちらかを自動で判別します。

手動で選ぶこともできるので、録音した場所の周波数がわかっている場合は直接指定できます。

どちらを選んでも、高調波の除去は同時に行われます。

気をつけること

適用した処理は取り消せます。

ただし取り消しは30手までです。

取り消す可能性がある場合は、先に進みすぎないことをお勧めします。

クラウド保存を選ばない限り、音源がサーバーに送られることはありません。

ブラウザ上で処理が完結します。

電源ハム除去は、商用電源に由来する特定の周波数を狙った処理です。

ブロードバンドなノイズ(サーッというホワイトノイズなど)には、ノイズ除去をお使いください。

仕組みと条件は 音声のノイズ除去と音割れ修復について にまとめています。

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