空音開発Kuon R&D
録音技術 · 2021.02.04

DaVinci ResolveでEQの使い方(ノーマライズまで)

イコライザーは有料のもの、無料のもの、たくさん種類が出回っています。 2026年以降はKuonを使えば無料ですべて整音できます。

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目次

イコライザーは有料のもの、無料のもの、たくさん種類が出回っています。

今回はwinでもmacでも無料で使える動画編集ソフトである、DaVinci Resolve (ダビンチリゾルブ)を使って解説していきます。

その前に・・・
2026年以降はKuonを使えば無料ですべて整音できます。

DaVinci Resolveは動画編集ソフトの中でも無料で使える高機能ソフトとして人気の高いソフトで、動画制作の初心者でもノーリスクでトライできるため、非常に便利です。

結論:ローカットして終わり

以上です。

というくらい簡単なので、進めていきましょう。

まずはダビンチで編集画面を出していきましょう。

早速サウンド編集ツールを出していきましょう。

するとこのような画面が出てきます。

「ここをダブルクリック」の部分をダブルクリックするとイコライザーの画面が出てきます。

確か、古いバージョンのダビンチだと、「ここでその他のプラグインを出す」ボタンから毎回出す仕様だったと思います。

ここにイコライザーがデフォルト設置されているのはアナログ時代から変わりません。

この矢印の部分全体をミキサーと呼びますが、アナログミキサーにもデフォルトでイコライザーは設置されています。

それくらいすぐに使うし、ちょっと軽く使うという感覚です。

EQをダブルクリックするとこのようにEQが出てきます。

めっちゃ難しそうですよね。

次に進む前に・・・

当サイトでは、一本一本手作りでオリジナルのマイクを制作・販売しています。

そもそも録音状態がいいと、EQなどの編集作業がほとんどなくなります。

手作りですので大手メーカーのようなデザイン性はありませんが、その音質は高級プロ用マイクに匹敵します。

さらに32bitプラグインパワー対応機種と組み合わせれば、まさに“世界最高峰の音”を引き出せます。

ぜひ下のリンクから参考音源を聴いて、空音開発のマイクが奏でる圧倒的なクリアサウンドを体験してください。

耳を超えるマイク

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無指向性AB方式 × プラグインパワー
当サイトオリジナルマイク

まずはこの通りに動かしてみて

まずは2番のボタンを矢印の方向へゆっくり動かしてみてみましょう。

なんかすごくスッキリとした音響に変わっていくのがわかりますか?

モニターヘッドホンはもちろんHD25を使っていますか?

モニターヘッドホンはHD25で間違いないのでとりあえず一家に一台HD25です。

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これは俗にいうローカットと言って、音をスッキリさせるために使う領域です。

録音機に搭載されているローカットスイッチというのは、内部でこの2番ボタンを落としていく処理が施されています。

音をスッキリ抜く他にノイズの処理までできちゃう万能必殺技です。

適当にポイントを探ってみる

それこそ音源の数だけポイントはあって、正解はありません。

ポイント

スペクトラム分析といって、スペクトラムを出して山型に整えましょうという専門学校もありますが、全員が同じ結果にしなければいけない授業だからそうしているのであって、はっきりいって超邪道です。

信頼できるのは自分の耳だけ

最高のアナライザーはあなたの耳であり、あなたの耳以外に信頼できるアナライザーはありません。

仮に、他の分析ツールやアナライザーで山型に整えたからと言って、あなたの耳に違和感があるのであればそれは失敗です。

常に自分の耳だけを信じましょう。

世界的に活躍するどんな音響エンジニアも、スティービーワンダーも、マイケルジャクソンも、オノ セイゲンも、誰1人として正解を知りません。

みんな探りながらやっています。

そして正解がなんなのかさえ誰にもわかりません。

自分なりの正解を見つけるしかないまさに終わりなき旅なのです。

ミドルとハイは極小で動かす

例えば5番のボタン。

これをあげていくと、「サー」というノイズが入ってくるかと思います。

マイクのノイズを消す手順 音の種類で原因が決まります

もしくはナレーションやボーカルなどの音源だと「サ行」が非常に独特な音に変わっていくのがわかります。

画像4番はミドル周波数帯を触りますが、ここはまさに前回お伝えした針の最終ポイント。

ボタンを持って動かしながらどこに血栓があるのか探して、見つけたらそのポイントにおいてください。

順番まとめ

まずは、2番で全体のノイズを調整。

音のこもっている部分を抜いてスッキリさせる。

次に5番で発音が綺麗かどうかをチェック、フィールド音であれば、この周波数帯にノイズがあるかどうかチェック。

あれば動かして確認してください。

最後に4番で最終調整。

順番や方法に決まりはありません。

これは筆者のやり方であって、みなさんそれぞれにやり方を見出してくれるのがベストです。

ノーマライズ

さて、最後にオーディオのノーマライズ処理。

一般的には0dbで書き出すのが当たり前になってきていますし、リミッターやコンプレッサーを使ってコントロールするのは常識です。

ただし筆者の個人的な考え方では0dbはおすすめしません。

もちろんこれは個人的な考え方です。

おすすめは-1db, -2dbなどですが、音源によってこのピーク値は変えなければいけないと思っています。

例えるなら・・・

寿司を握る時のわさびの量・・・という感覚なのでしょうか。

わさびってネタによって量が変わりますよね?

ネタやシャリの具合によって微妙に量を調整して握っておられるかと思います。

全部が全部同じ量というのもおかしな話。

オーディオを右クリック

このようにオーディオトラックを右クリックするとメニューが現れますので、そこからノーマライズを選択してください。

選択するとこのような画面に切り替わります。

ターゲットレベルは現在のレベルが表示されているはずです。

(おそらく-10dbなどそれ以上?
の-での大きな数字かもしれません)

これをできれば-1db, -2dbあたり・・・

音源によって変わりますがまずは-2dbにしましょう。

-2dbでノーマライズしてください。

すると音が均一化されて、どのデバイスで聞いても小さすぎて聞こえない。
なんてことは起こりません。

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おすすめの有料プラグイン

ダビンチに内臓されてるイコライザー、めっちゃいいです。

これで充分です。

充分なんて言葉失礼なくらい。

最高です。

ただ、参考までに一つ有料のものを挙げるとすれば・・・

筆者はもうかなり長い間Native Instrumentsのイコライザープラグインを使っています。
(画面右側のプラグイン)

SUPERIOR MIXING TOOLSというシリーズの一つにイコライザーが入っており、イコライザーだけ単品でも買うことができたと思います。

SUPERIOR MIXING TOOLS公式ページ

これもなんでか知りませんが、音がいいんです。

ただし注意して欲しいのが、昔から使っているからという理由で使い続けているだけの可能性はあります(笑)

エンジニア気質の人って結構、昔から使ってるものが最高だと思い込むバイアスにかかりまくってしまう性質があるので注意です。
(筆者のこと・・・)

なので、もし有料版を揃えたい。

という方は他のサイトなども検討しながら自分なりのベストを見つけてください。

さいごに:イコライザーは使わないでください

何言ってんだこいつ。

すみません。

基本的に使わないでおくのが一番なのです。

特に、リバーブ、ディレイなどはマイキングだけで表現できればそれにこしたことはない。

これは本当にいろんな考え方がありますので、筆者個人の考え方の一つとして参考までに留めておいてもらいたいのですが、「編集で後からどうにでもなる」というスタイルは空音開発ではあまり推奨していません。

空音開発では3段階のレベルに分かれています。

  1. 「ノーマライズのみです」というのが最高の状態。
  2. 「ちょっとEQ触ってます」。
  3. 「編集前提です。」

という3つのレベル。

今は受注していませんので言えちゃいますが、「3」の音源は、クライアントに聞いてもらうのが前提の業務用音源となります。

空音開発の録音に関する考え方は、ジャーナルにアーカイブしています。

金田式DC録音の音源は、圧縮せずに公開しています。
録音したのは、空音開発の技術顧問です。

金田式DC録音を試聴する

よくある質問
DaVinci Resolve で EQ はどこから開きますか

画面下の Fairlight の頁に移り、対象のトラックを選ぶと、ミキサーにイコライザーの枠が出ます。その枠をダブルクリックすると曲線が開きます。カット編集の頁からでも、右側のインスペクタの音声の欄から同じ設定に触れます。

まず何をすればいいですか

低い側を切ることです。人の声なら 80Hz から 100Hz より下を落とします。この帯域には声の成分がほとんど入っておらず、空調やマイクの振動だけが乗っています。ここを切るだけで、全体の見通しが変わります。ほかの帯域は、切ってから必要を感じたときに触ってください。

中域と高域はどれくらい動かせばいいですか

動かすとしても 1dB から 2dB です。大きく持ち上げると、その帯域の後ろにある雑音まで一緒に上がります。持ち上げるより、いらない帯域を削って全体を上げるほうが、自然に仕上がります。

ノーマライズはどこにありますか

タイムライン上の音声のクリップを右クリックし、音量を正規化する項目を選びます。基準の値と方式を選べます。配信に出す場合は、ピークではなくラウドネスを基準にする方式を選んでください。

どの数値を目標にすればいいですか

出す場所で変わります。YouTube は約 -14 LUFS が基準です。これより大きく作っても再生時に下げられるため、-9 から -10 LUFS で書き出し、トゥルーピークを -1.0 dBTP 以下に抑えるのが実用的です。詳しくは[YouTubeのラウドネス基準](/journal/youtube-sound-quiet-fix)にまとめました。

イコライザーで音を良くできますか

良くはできません。イコライザーは、すでに入っている音の量を増減させるだけの道具です。入っていない成分は作れません。録りの段階でマイクの位置を変えるほうが、あとから触るより大きく変わります。

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