KUON TUNER の使い方
チューナー・音程コーチ・録音の分析・音律の聴き比べ・トレーニングを、ひとつにまとめた統合チューナーです。ピアノの調律は専用の KUON PIANO が受け持ちます。
クイックスタート
- /tuner を開き「チューナー」タブでマイクを開始します。楽器を鳴らすと音名と針が表示されます。
- 移調楽器 (B♭/E♭/F/A 管) は設定で楽器を選ぶと、普段の楽譜どおりの音名 (記音) で表示されます。
- 「トレーニング」タブでロングトーン・ドリフト測定・音域テスト、「音律を聴く」タブで純正律と平均律の響きの違いを体験できます。
チューナー — いま、合わせる
マイクを開始して楽器を鳴らすと、最も近い音名と、そこからのずれ (セント = 半音の 100 分の 1) が針で表示されます。針が中央で緑になれば、その音律での基準に合っています。
設定 (歯車) から: 基準周波数 A4 (吹奏楽は 442 が標準)、移調楽器 (C/B♭/E♭/F/A 管)、音律 (平均律・純正律・ピタゴラス)、針とストロボの表示切替が選べます。
ドローン (基準音の連続再生) を使うと、鳴りつづける基準音に合わせて練習できます。音名でもヘルツ指定でも鳴らせます。
コーチ — 音程を、鍛える
声楽・弦楽器・管楽器のモードを選ぶと、音域と判定が楽器に合わせて最適化されます。弦楽器はヴァイオリン〜コントラバスに加え、ギター・ベース・ウクレレの開放弦にも対応します。
画面には音名・セントずれの針・直近 3 秒の音程の軌跡・ビブラートの速度と深さが表示されます。音律と調性 (主音) を選ぶと、その音律での「定番の答え」を基準に測ります。
数値は採点ではありません。ピタゴラス律で導音を高めに取る奏者の判断は、平均律の数値と違って見えても正しい音楽的選択です。
録音を分析 — 演奏を振り返る
練習や本番の録音 (WAV / MP3 / FLAC) をドロップすると、音程の分布・全体の傾向 (高め/低め)・揺れの統計・ビブラートの統計をレポートにまとめます。
音源はすべて端末内で処理され、アップロードされません。
音律を聴く — うなりが消える瞬間
音程や和音 (長三度・完全五度・三和音など) を選んで「鳴らす」を押すと、選んだ音律の基準周波数で持続音が鳴ります。
鳴らしたまま音律ボタンを切り替えてください。平均律の長三度に含まれる「うなり」(音の揺れ) が、純正律に切り替えた瞬間に消えていくのが聴こえます。理論値 (うなり 回/秒) も表示されます。
合唱や弦楽四重奏のハモリ練習、吹奏楽のセクション練習の基準音として使えます。
トレーニング — 毎日を記録に
ロングトーン: マイクを開始してひとつの音を伸ばすと、自動で 10 秒間計測し、揺れ (RMS)・揺れ幅・保持中のドリフトをグラフ付きで返します。毎日の基礎練の記録になります。
ドリフト測定: ア・カペラで 30〜90 秒歌うと、全体の音程が何セント沈んだか (上がったか) を測ります。半音以上沈んでも追跡できます。合唱練習のために作られました。
音域テスト: 最低音と最高音をそれぞれ 2 秒ほど伸ばすと、今日のあなたの音域 (例: G2 – E5・33 半音) が分かります。無理のない範囲でお使いください。
よくある質問
無料で使えますか。
チューナーは無料登録で使えます。コーチ・分析・試聴・トレーニングの各機能はプランにより利用範囲が変わります。詳しくは料金ページをご覧ください。
吹奏楽の A=442 に合わせられますか。
できます。チューナー・コーチ・試聴のいずれも基準周波数を 440〜443 から選べます。日本の吹奏楽は 442 が標準です。
B♭ 管なのに表示がずれています。
チューナータブの設定で楽器 (B♭/E♭/F/A 管) を選んでください。あなたの楽譜どおりの記音で表示されるようになります。
ピアノの調律もできますか。
ピアノの調律は専用の KUON PIANO をお使いください。弦の性質上、ピアノには専用の測定が必要です。KUON TUNER は声楽・弦楽器・管楽器・ギターなど、それ以外のすべての奏者のための道具です。
音は録音・保存されますか。
マイクの音はその場で解析されるだけで、録音も送信もされません。「録音を分析」でドロップしたファイルも端末内で処理されます。