空音開発Kuon R&D
録音機材 · 2025.02.07

TASCAM DR-05XP と DR-07XP の違い|選び方と実機レビュー

TASCAMは、32bitフロート録音とUSB Type-Cに対応したステレオポータブルレコーダー「DR-05XP」と、可動式マイク型の「DR-07XP」を2025年2月15日から発売。

この記事は広告を含みます
目次

TASCAMは、32bitフロート録音とUSB Type-Cに対応したステレオポータブルレコーダー「DR-05XP」と、可動式マイク型の「DR-07XP」を2025年2月15日から発売。

価格は直販価格でDR-05XPが22,000円、DR-07XPが29,700円となっています。

本日はDR-05XP, DR-07XPそれぞれの特徴の解説と、選び方について解説していきます。

気軽に32bit録音のDR-05XP

TASCAM(タスカム) DR-05XP 32ビットフロート録音対応 ステレオポータブルレコーダー
TASCAM(タスカム) DR-05XP 32ビットフロート録音対応 ステレオポータブルレコーダー
価格と在庫は各店でご確認ください
  • 外形寸法: 60.5 x 142.3 x 27mm (W x H x D)
  • 質量: 174g (電池を含む)

DR05シリーズはプラグインパワーのマイクアンプが非常に優秀で、ヘッドホンアンプも優秀なことから、音楽プレーヤーとしても使っていた方が多いのではないでしょうか?

金田式DC録音を担当する空音開発の技術顧問もDR-05は音楽プレーヤーとしても使っていました。

またスタジオオリジナルマイクとの相性が非常によく、DR-05で収録した音源も多数掲載しています。

録音とは、音を“集める”のではなく、空気を“描く”こと。

もう、終わりの見えないマイク探しに時間もお金も奪われない。

録音の本質は、テクニックや機材の数ではなく、
音そのものの“あり方”にあります。

空音開発の無指向性ステレオマイクは、
空気の中に広がる音の粒を、そのままの姿で留めるために生まれました。

一度その音を知れば、もう機材探しの旅は終わります。

無指向性ステレオペアの録音哲学を、あなたの創造性に。

実際DR-05XPもヘッドホンアンプは超優秀で、引き続き音楽プレーヤーとしても重宝したい。

DR-05は24bitまでだったので、ゲイン調整が必要でしたが、この度05XPからは32bit対応になりました。

プラグインパワーのマイクアンプ、ヘッドホンアンプが非常に優秀で且つ失敗しない録音ができるというわけで、失敗の少ない一本に仕上がっています。

↓

最安値をチェック↓

無指向性マイク

搭載されているマイクが無指向性マイクとなっています。

無指向性マイクの魅力を簡単に語ることはできませんが、やはり音のロマンというのは無指向性マイクに宿る・・・と筆者は信じています。

指向性マイクはもちろんマイクを向ける向きや位置によって全く取れる音が変わりますが、無指向性マイクはもっと高いレベルで音響を変える、捉えることができるといえるわけです。

単三電池2本での駆動で、最大512GBのmicroSDXCカードに対応しているので、長期の旅行、取材にも十分対応できますね。

もちろんオーディオインターフェイスなどの昨今当たり前の機能も搭載し、モノラルではありますが、確認用のスピーカーもついています。

空音開発としては当然スタジオオリジナルマイクをプラグインパワーで使うことを推奨しています。

空音開発のオリジナルマイクとの組み合わせでほぼどんなジャンルの音楽もCD制作発売レベルでレコーディングすることが可能になります。

A-B/X-Y可動式マイク搭載〜DR-07XP

TASCAM(タスカム) DR-07XP 32ビットフロート録音対応 ステレオポータブルレコーダー
TASCAM(タスカム) DR-07XP 32ビットフロート録音対応 ステレオポータブルレコーダー
価格と在庫は各店でご確認ください
  • 外形寸法: X-Y方式時 68 x 159.7 x 27.0mm、A-B方式時 90.3 x 159.7 x 27.0mm (W x H x D)
  • 質量: 184g (電池を含む)

こちらは、可動式単一指向性ステレオコンデンサーマイク搭載モデルとなっており、A-BおよびX-Y方式の単一指向性可動式ステレオコンデンサーマイクを使ってマイクポジションを変えることにより、素材に合わせたマイキングが可能になるモデル。

A-B方式ではより広がりのあるステレオ感をとらえることができ、X-Y方式ではより音源にフォーカスしたワンポイント録音が可能になります。

昨今のTascamに搭載される内蔵マイクは非常に優秀なものも多く、それ単体でも充分な音質性能が得られることも特徴です。

そのため、DR-07XPも本体内蔵マイクだけでもマイクセッティング次第ではかなり高い水準の録音が可能であると考えます。

また、DR-07XPの場合は05XPとは違い、指向性マイクを搭載していますので、外部プラグインパワーマイクを無指向性マイクにすることにより柔軟な現場に対応することができます。

ただし、おそらく例によって外部プラグインパワーと内蔵マイクの同時収録はできないので注意してください。

これができるようになれば最高・・・なんですけどね。

例えばこちらは少し型落ちになりますが、TASCAM DR-40Xの内蔵マイクだけで収録した音源です。

やはり指向性マイクは外部マイクでセッティングすると、結構大変ですし、角度などを決めるのも一苦労なので、本体だけで完結したい方はDR-07XPもおすすめ。

↓

最安値をチェック↓

どちらを選ぶべきか?

TASCAM(タスカム) DR-05XP 32ビットフロート録音対応 ステレオポータブルレコーダー
TASCAM(タスカム) DR-05XP 32ビットフロート録音対応 ステレオポータブルレコーダー
価格と在庫は各店でご確認ください

おすすめは、DR-05XPに空音開発のオリジナルプラグインパワーマイクを組み合わせて使うこと。

この組み合わせだけであとはゼンハイザーのHD25を導入すれば世界トップクラスの録音が可能になりま。

ゼンハイザー(Sennheiser) Sennheiser ゼンハイザー HD 25 密閉型 プロフェッショナル モニターヘッドホン 【国内正規品】 506909 ブラック 軽量 DJ定番
ゼンハイザー(Sennheiser) Sennheiser ゼンハイザー HD 25 密閉型 プロフェッショナル モニターヘッドホン 【国内正規品】 506909 ブラック 軽量 DJ定番
価格と在庫は各店でご確認ください

オーディオは入口と出口が重要になってきますが、この組み合わせでほぼ入り口のオーディオ沼は脱出できます。

というのも筆者自身がオーディオ沼を脱出したくて自作マイクをはじめたからです。

世界トップクラスの無指向性マイクであるDPA4006などと比較するとさすがに劣りますが、他のほとんどの市販マイクと比較しても同等かそれ以上の音質を確保できます。

それはやはりDR05シリーズに搭載されているほどよくチューニングされたマイクアンプ性能の賜物であることはいうまでもありません。

類似の製品としてZOOMのH1essentialがありますが、こちらもDR-05XP同様プラグインパワー用のレコーダーとしては非常に優秀でおすすめします。

ただしZOOMのH1essentialの場合はお値段が少しお求めやすくなっているかと思いますが、その分内蔵マイクはタスカムの内蔵マイクのレベルには到達していません。

プラグインパワーで外部マイクを使う前提としては最高の選択肢となります。

ZOOMとタスカムはそれぞれ使い分けがはっきりしていますので、それぞれの意図に応じて適切に機材選びをしていってくださいね。

ZOOM ズーム H1essential ハンディレコーダー ブラック 黒 32bitフロート 小型 ポッドキャスト 楽器演奏 ASMR インタビュー USBマイク アクセシビリティ機能
ZOOM ズーム H1essential ハンディレコーダー ブラック 黒 32bitフロート 小型 ポッドキャスト 楽器演奏 ASMR インタビュー USBマイク アクセシビリティ機能
価格と在庫は各店でご確認ください

追加で導入したいベストアイテム

フィールドレコーダーとして非常に便利に機能するアイテムをご紹介。

動画でも紹介していますが、やはり首から下げて使うのは両手があいて便利です。

サムコス 1/4インチネジ カメラ固定ネジ Dリング付き カメラネジアダプターセット 連結ネジ 固定ネジアダプター 撮影補助ツール(2本入)
サムコス 1/4インチネジ カメラ固定ネジ Dリング付き カメラネジアダプターセット 連結ネジ 固定ネジアダプター 撮影補助ツール(2本入)
価格と在庫は各店でご確認ください

こちらはDR-05XPやZOOMのH1エッセンシャルなどのレコーダーに適合するネジ。

このネジを背面に装着して、ネックストラップを取り付けます。

[Segarty] 【ネックストラップ】 首掛け 5本 黒 ストラップ 着脱簡単 落下防止 軽量 忘れ物防止 ナイロン製 丈夫 社員証 カメラ USBメモリ 装飾品 キー用
[Segarty] 【ネックストラップ】 首掛け 5本 黒 ストラップ 着脱簡単 落下防止 軽量 忘れ物防止 ナイロン製 丈夫 社員証 カメラ USBメモリ 装飾品 キー用
価格と在庫は各店でご確認ください

また、空音開発のプラグインパワーマイクをご使用の場合は、サウンドハウスさんで購入できるこちらのマイクバーをご利用ください。

空音開発のマイクはラベリア型のマイクとなっています。

外でご使用の場合は、ウインドスクリーンを必ず被せてご使用ください。

(※屋内での収録ではウインドスクリーンは不要です)

ウインドスクリーンはいろいろ試しましたが、こちらのものがベストチョイスです。

Cubilux ピンマイク用ミニウインドスクリーン、ラペルマイク風防、スポンジカバー、ファーカバー 各5個
Cubilux ピンマイク用ミニウインドスクリーン、ラペルマイク風防、スポンジカバー、ファーカバー 各5個
価格と在庫は各店でご確認ください
よくある質問
DR-05XP と DR-07XP の違いは何ですか

マイクの形が違います。DR-05XP は無指向性のマイクが左右に固定されていて、周囲の音を広くそのまま拾います。DR-07XP はマイクの向きを変えられ、離して置く形と交差させる形の 2 通りに組み替えられます。会議や環境の音を残すなら DR-05XP、楽器や合奏の奥行きを残したいなら DR-07XP です。

32bit フロートで録れば、音量の設定は要らなくなりますか

録音の失敗はほぼなくなりますが、要らなくなるわけではありません。32bit フロートは、記録したあとに音量を上げ下げしても音が壊れない形式です。ただしマイクそのものが受け止められる音の大きさには限りがあり、それを超えた音は 32bit でも戻りません。大きい音源では、マイクを離すことで対処します。

DR-05XP は DR-05X と何が違いますか

32bit フロートで録れる点と、USB で外部マイクを使える点です。マイク部分の音の傾向は大きく変わっていません。すでに DR-05X を持っていて録音の失敗が多いなら、買い替える意味があります。音を良くしたいという理由であれば、外部マイクを足すほうが効きます。

録音した音がこもります

机の上に直接置いていることが原因です。机の面で跳ね返った音がわずかに遅れて届き、こもって聞こえます。付属のケースを敷くか、スタンドで浮かせてください。位置を変えるだけで、本体の設定を変えるより大きく変わります。

追加で買うなら、何から先に買うべきですか

順番があります。1 つ目は机から浮かせる台、2 つ目は風の対策、3 つ目が外部マイクです。屋外で使うなら風の対策が先になります。外部マイクは最後で構いません。本体のマイクの実力は、置き方を直すだけでかなり引き出せます。

スマートフォンの外部マイクとして使えますか

使えます。USB でつなぐとオーディオインターフェイスとして動きます。この使い方のときは、レコーダー側ではなくスマートフォン側に記録されます。動画と一緒に音を残したい場合に向いた使い方です。

この記事で紹介した機材(サウンドハウス)

K&M 236 マイクロホン・バー
価格と在庫は各店でご確認ください

関連記事

← ジャーナルへ戻る

Google の検索で空音開発の頁を優先して表示するには、kuon-rnd.com を優先ソースに追加してください。