目次
回路図(Schematic Diagram)は、電子回路の動作を視覚的に理解するための設計図です。
電子部品同士がどう接続されているかを示し、電気信号や電圧の流れを把握できます。
主な目的:
- 構造の把握
- 故障診断
- メンテナンス作業の指針
- 改造や設計変更の検討
回路図に登場する基本記号とその意味
※ REVOX A77はトランジスタ回路が中心なので、トランジスタと抵抗・コンデンサの関係性を読む力が大切です。
回路の読み方ステップ
ステップ1:電源ラインを探す
- 通常、+24Vや±15Vなどが上部または左側に配置される
- 電源の経路と接地(GND)を確認
ステップ2:信号の入口と出口を把握する
- MIC/LINE IN → AMP → RECORD AMP → BIAS → HEAD という信号の流れ
- 再生時は HEAD → PLAY AMP → OUTPUT という流れ
ステップ3:ブロック単位で分解して理解
- 入力段(プリアンプ)
- 増幅段(メインアンプ)
- フィルター回路(トーン調整、ローパス)
- 出力段(バッファ、ミュート、リレー制御)
部品番号と型番の見方
- R101 → 抵抗(R)で、回路内の番号101番目
- C205 → コンデンサ(C)の205番
- Q301 → トランジスタ(Q)の301番
- IC1 → 集積回路の1番(IC=オペアンプやロジックIC)
REVOX A77を読む準備
REVOX A77の回路図はモジュール(基板)ごとに構成されており、以下の順に理解するのがオススメです:
- Playback Amplifier(再生アンプ)
- Record Amplifier(録音アンプ)
- Input Amplifier(入力段)
- Oscillator Board(バイアス)
- Power Supply Unit(電源部)
練習:1つの小回路を追いかけてみよう
例:Playback Amplifier基板
- 電源:+24VとGNDラインを探す
- 入力:ヘッドからの信号ラインを追う
- 増幅段:トランジスタ+抵抗+コンデンサの構成で何段か構成されている
- 出力:レベル調整トリマを通ってOUTPUT端子へ
REVOX A77の「Input Amplifier CH1 / CH2(1.077.700)」の例

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