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録音機材 · 2026.02.15

LEWITT のマイクの選び方|3つの質問で買う1本が決まる。440 PURE か 540 S か

型番の数字の違いが分からない。440 と 540 で迷う。真空管は要るのか。3 つの問いに答えると、買う 1 本が決まります。声と弾き語り、弱い音、指向性を後から決める、の順に並べます。

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目次

LEWITT のどれを買えばいいのか、型番の数字の違いが分からない。
440 と 540 で迷っている。
真空管の型は自分に要るのか。

この記事は、あなたが買う 1 本を決めるためのものです。
型番を並べて選ばせることはしません。
3 つの問いに答えると、買う 1 本が決まります。

3 つの問いに答えてください
  1. 何を録りますか1/3

    声と弾き語りなら A。弱い音の楽器なら B。1 本で指向性を後から変えたいなら C。

  2. 部屋はどれくらい響きますか2/3

    響くなら、指向性が切り替えられる型。響かないなら、単一指向性で足ります。

  3. あとで本数を増やしますか3/3

    増やすなら、同じ系列でそろえると音が合います。

A 声と弾き語りで買う 1 本

LEWITT LCT 440 PURE
LEWITT LCT 440 PURE

迷ったら、これを買ってください。この系列の主役で、値段と音の釣り合いがいちばん良い型です。向かないのは、指向性を後から変えたい人です。

価格と在庫は各店でご確認ください

B 弱い音を録る人が買う 1 本

LEWITT LCT 540 S コンデンサーマイク
LEWITT LCT 540 S コンデンサーマイク

自分で出す雑音が小さい型です。弦、木管、小さな打楽器の弱い音が沈みません。向かないのは、声だけを録る人です。A で足ります。

価格と在庫は各店でご確認ください

C 1 本で指向性を後から決める

LEWITT LCT640 TS
LEWITT LCT640 TS

録ったあとで、指向性を変えられる型です。置き方の失敗を、あとから直せます。向かないのは、最初の 1 本を探している人です。

価格と在庫は各店でご確認ください

買う前に、先に潰しておくこと

440 と 540 の差は、分かるのか

弱い音で分かります。
声だけなら 440 で足ります。
楽器の弱い音を録るなら 540 です。

真空管の型は要るのか

色を付けたいときだけです。
最初の 1 本には要りません。
本文の後半に、真空管の型を分けて書いています。

240 PRO ではだめなのか

だめではありません。
ただし 440 との差が値段の差より大きいので、この記事では勧めていません。
理由は本文に書いています。

付属品で足りるのか

ショックマウントは付属します。
ポップガードは別に要ります。
本文の最後に載せています。

結論:440 PURE か 540 S を選ぶ

LEWITT(ルウィット)の大口径コンデンサーマイクは、実質 LCT 440 PURE がスタートラインです。
予算を抑えたい初心者は LCT 440 PURE、中級者以降や長く使う一本が欲しい人は LCT 540 S を選べば大きく外しません。
この記事ではシリーズ全体を音質とコスパの観点で整理し、どこにお金をかけるべきかを解説します。

シリーズ早見表

LEWITT 大口径シリーズの評価
モデル評価ひとこと
LCT 240 PROサウンドハウス1/5最も安価だが中途半端。選ぶ理由がない
LCT 440 PUREサウンドハウス4/5コスパ最良。実質ここからがスタートライン
LCT 540 Sサウンドハウス5/5シリーズ最高。ステレオペア運用にも
LCT 640 TSサウンドハウス4/5デュアル出力で録音後に指向性を変更できる
LCT 840サウンドハウス3/5真空管。入手性が低く選択肢としては中途半端
LCT 940サウンドハウス4/5FETと真空管を切替可能。スタジオ常設向け
LCT 1040サウンドハウス参考フラッグシップシステム。比較対象は別格の名機

LCT 240 PRO は選ばない

シリーズで最も安価ですが、音質も使い勝手も中途半端で、最初の一本にはおすすめできません。
この価格帯であればコンデンサーのハンドマイクという選択肢もあります。
LEWITT の良さを体験したいなら、次の 440 PURE から始めてください。

LCT 440 PURE|コスパの主役

シリーズ中で最もコスパに優れた一本です。
この価格帯で同等のクオリティのマイクは他に見当たらず、2本そろえてステレオペアとして使っても総額を抑えられます。
重厚感のある音が持ち味です。

同ラインには指向性パターンを切り替えられる LCT 441 FLEX もありますが、440 PURE ほどのコスパは感じられません。
また、売上の一部が熱帯雨林の保護に寄付される限定モデル LCT 440 PURE VIDA も用意されています。

LEWITT LCT 440 PURE コンデンサーマイク
価格と在庫は各店でご確認ください

LCT 540 S|シリーズ最高の一本

指向性の大口径マイクとして、シリーズの頂点です。
素直な入口と透明感、低域から中域への滑らかなつながりはフラッグシップ級と比較される水準で、NEUMANN KM184 のペアや DPA 4011 が意識されるレベルにあります。
540 S で満足できなければ、その上は DPA 4011 くらいしか残っていない、と言えるほどです。

中級者以降なら 2 本そろえてステレオペア(NOS 方式など)で本格的な音楽収録に使えます。
録音エンジニアを目指す人にも、配信や朗読を本気で仕上げたい人にも、リスクの少ない投資です。

LCT 640 TS|1本でデュアル出力

640 TS はデュアル出力に対応し、録音後に指向性を変更できるユニークな一本です。
セッティングの簡略化に貢献しますが、内蔵ステレオモードは補助用途で、本格的なステレオ収録には 2 本必要です。
指向性が目的なら 540 S で十分。
無指向性の大口径という立ち位置が必要な場合に検討してください。
無指向性モードで室内楽を録音した際には、他の無指向性マイクにはない独特のニュアンスがありました。

真空管モデル(840 / 940 / 1040)

LCT 840 は真空管マイクですが在庫が少なく、FET と真空管を切り替えられる LCT 940 の方が選びやすい構成です。
940 は真空管ならではの温かみがある一方、機材が重装備になるためスタジオ常設向きです。
フラッグシップの LCT 1040 は、TELEFUNKEN U47 や NEUMANN U67 といった別格の名機と比較される価格帯で、判断は試聴環境を整えた上で慎重に。
多くの人にとっては、540 S にマイクアンプなど周辺を強化する方が満足度の高い投資になります。

アクセサリーも計画に入れる

LEWITT のマイクには性能の良いポップガードが付属します。
外部で用意するならステッドマンの Proscreen 101 が定番です。
マイクケーブルは MOGAMI 2549 をおすすめします。
自宅スタジオなら 0.5m、一般的なセッション録音は 2m、ホールや屋外は 3m〜10m と、現場に合わせて長さを使い分けてください。

STEDMAN Proscreen 101 メタルポップガード
価格と在庫は各店でご確認ください
MOGAMI 2549 マイクケーブル (長さ各種)
価格と在庫は各店でご確認ください

条件が違う人のための、残りの選択肢

上の指名で決まらないときだけ、ここを見てください。

LEWITT LCT240 PRO ValuePack Black
価格と在庫は各店でご確認ください
AKG C5 コンデンサーマイク
価格と在庫は各店でご確認ください
LEWITT LCT 440 PURE VIDA Edition
価格と在庫は各店でご確認ください
LEWITT LCT 840
価格と在庫は各店でご確認ください
LEWITT LCT 940
価格と在庫は各店でご確認ください
LEWITT LCT 1040
価格と在庫は各店でご確認ください
TELEFUNKEN U47
価格と在庫は各店でご確認ください
NEUMANN U 67 Set
価格と在庫は各店でご確認ください
NEUMANN TLM49 コンデンサーマイク
価格と在庫は各店でご確認ください
NEUMANN M149 Tube
価格と在庫は各店でご確認ください
SCHOEPS Stereo Set MK 4
価格と在庫は各店でご確認ください
SCHOEPS Stereo-Set MK 5
価格と在庫は各店でご確認ください
DPA ST4006A ステレオペア
価格と在庫は各店でご確認ください
MOGAMI 2549 XLRM-XLRF 3m
価格と在庫は各店でご確認ください
MOGAMI 2549 XLRM-XLRF 5m
価格と在庫は各店でご確認ください

よくある質問

よくある質問
最初の一本はどれがいいですか

LCT 440 PURE です。予算が許すなら LCT 540 S を選ぶと、その後長く買い替えずに使えます。

LCT 240 PRO ではだめですか

おすすめしません。音質も使い勝手も中途半端で、LEWITT の良さは 440 PURE 以降で体験できます。

ステレオ録音をしたい場合は

LCT 540 S を 2 本そろえるのが基本です。640 TS は 1 本でデュアル出力に対応しますが、本格的なステレオ収録には 2 本必要です。

迷ったら、この 1 本です

読み終えて、まだ決めかねているなら、この 1 本から始めてください。
向かない場合は、札の中に書いています。

LEWITT LCT 440 PURE
LEWITT LCT 440 PURE

迷ったら、これを買ってください。この系列の主役で、値段と音の釣り合いがいちばん良い型です。向かないのは、指向性を後から変えたい人です。

価格と在庫は各店でご確認ください

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