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B77のブレーキは“機械だけ”ではなく、電気制御+機械のハイブリッドとなっています。
基本動作としては「バネで常時ブレーキON(押し当て)/電磁ソレノイドに通電すると解除」がベースとなっており、構造は非常にシンプル。
さらに巻取りモータのトルク制御(電子ブレーキ)とテープテンション検出をロジック基板が組み合わせて、停止・再生・早送り/巻戻しの各モードで最適な制動シーケンスを作っています。
典型トラブルと一次切り分け
空音開発でB77を3台体制にするべく、残り一台も修復していきます。
3台目になるのは、ブレーキの制御が完全に壊れており、修復する必要があります。
先述の通り、ブレーキ制御はハイブリットとなっているため、問題の切り分けが最重要となってきます。
パーツ名を把握

B77 ブレーキ機構 分解&リペア手順
ブレーキ機構の取り外しは電解コンデンサや、他の基盤と比べると比較的簡単でネジを外すだけでOK。
プレート部分もネジが3つ、これは精密ドライバーが必要です。
プレート自体はebayで2025年10月時点だと2万円弱くらいになるかと思います。
中国製でカラフルなバリエーションも発売されていますので、自分だけの一台を制作するのもいいかもしれません。

構造自体は、シンプルで電気的なオンとオフで駆動部分を切り替えて制御します。

調整が必要な箇所があり、左右の輪っかがありますが、この締め付け具合によってブレーキのかかり方がかわってきます。
締め付け具合に関してですが、取り付けるバネの位置によって変わります。
目安は同じ力で同じ減速感になること。
ばねを、フランジ穴(複数用意されている)に掛けて開始引張り値の左右差を小さくする。
で、結局今回の当アカデミー3台目となるB77のブレーキは、何かが挟まっていて、固定してしまっているためでした。
経年劣化ですので、アルコールで清掃し、ミシンオイルと、556をかけてしばらく動かしてみるとブレーキが効くようになりました。
とはいえ、正常動作品と比較すると、若干まだ硬いようですので、こちらの調整方法も追記していきます。



