「イヤモニ風イヤホン」という言葉が検索されています。
透明なシェル、耳の上を通すケーブル、アーティストが着けているあの見た目。
この記事では、録音の現場で音響機材を扱ってきた立場から、イヤモニ風とは何を指すのか、本物のイヤモニと何が違うのか、そして安く始めるならどうすべきかを解説します。
読者イヤモニ風イヤホンと本物のイヤモニは、何が違うのですか
「イヤモニ風」は正式な規格ではなく、本物のステージ用イヤモニに似た見た目 (透明シェル・耳掛けケーブル・カナル型) の一般向けイヤホンを指す通称です。本物との違いは中身の設計思想で、遮音性・装着の安定・音の正確さがステージ基準かどうかが分かれ目になります。実は、本物の入門機が「風」の上位製品とほぼ同じ価格帯にあります。
筆者
「イヤモニ風」の3つの要素
- シュア掛け (耳掛け)。
ケーブルを耳の上に回す装着法で、ケーブルの重さと触れる音 (タッチノイズ) を耳の上で受け止めます。
名前の由来はこの装着法を広めたメーカーです。 - 透明・スケルトンのシェル。
中の構造が見える筐体は、ステージ用カスタムイヤモニの意匠から来ています。 - 高い遮音性。
耳の奥までしっかり入るカナル型で、周囲の音を物理的に減らします。
この3要素には見た目以上の実用性があります。
外れにくく、こすれ音が減り、遮音で音量を下げられる。
配信や動画で「映える」ことも含めて、選ばれる理由は合理的です。
手持ちのイヤホンを「イヤモニ風」にする方法
検索されている「イヤモニ風イヤホン 作り方」への答えも書いておきます。
カナル型イヤホンなら、ケーブルを耳の上に回して装着するだけでシュア掛けは今日から試せます。
ケーブルが柔らかい機種では耳の後ろで安定しにくいので、市販のイヤーフック (ケーブルに被せる補助具) を使うと形が決まります。
タッチノイズの減少は、この無料の工夫だけでも体感できます。
「風」を買うなら、本物の入門機が視野に入ります
ここがこの記事で最も伝えたいことです。
イヤモニ風の上位製品を検討する予算があれば、ステージで使われている本物の入門機に届きます。
本物の入門2機種
どちらも「風」ではない本物で、透明シェルの意匠もこの系譜が本家です。
SHURE
SHURE SE215
★★★★★★★★★★4.5編集部の推し度
製品のポイントダイナミック型のマイクロドライバーを搭載したSHUREイヤモニの入門定番です。耳の形に沿わせるシュア掛けと高い遮音性が特徴で、ステージのモニターから日常のリスニングまで同じ感覚で使えます。ケーブルが交換できる着脱式構造のため、断線しても本体を買い替えずに直せます。カラーも選べ、有線イヤモニの最初の一本として世界中で使われ続けています。
シュア掛けの名前の由来になったメーカーの入門機です。透明シェル (クリア) を選べば見た目も本家そのもの。交換式ケーブルで断線しても直せる、本物だけが持つ設計です。
価格と在庫は各販売店でご確認ください
ゼンハイザー
SENNHEISER IE 100 PRO
★★★★★★★★★★4.5編集部の推し度
製品のポイント新開発のダイナミックドライバーを搭載したステージ用イヤモニの入門機です。温かみと力強さを両立した音作りで、ライブでの正確なモニタリングを支えます。プロの現場を想定した堅牢な作りながら手頃な価格に抑えられており、イヤモニデビューの定番として広く使われています。ケーブル交換式で、消耗しても本体を買い替えずに済みます。
世界のステージで現役のプロ用モニターです。クリアシェルの選択肢があり、「イヤモニの見た目」の源流にある道具を、一般のリスニングにもそのまま使えます。
価格と在庫は各販売店でご確認ください
迷ったら、この1本から
価格は日々変動します。
各機種のカードのボタンから、今日の価格を見比べてください。
イヤモニ風の見た目のワイヤレスイヤホンはありますか
耳掛け型のワイヤレスは存在しますが、透明シェル+耳掛けケーブルという「イヤモニの記号」は有線文化のものです。見た目を重視するなら有線の本物系が近道です。
歌ってみたや配信で使うならどれですか
録音や配信のモニター用途なら、まさに本物のイヤモニの領分です。SE215かIE 100 PROで始めて、必要になったら上位機に進んでください。イヤモニ全体の選び方は入門記事にまとめています。
遮音が高いと危なくないですか
歩行中や自転車では危険です。移動中は使わない、または片耳を外すのが原則です。遮音の高さは室内で音量を下げられるという利点として使ってください。
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