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録音にノイズが乗る。
この悩みは「ノイズの種類を聞き分ける」ことで、ほぼ機械的に解決できます。
サーという持続音、ジーという電気的な音、ブーンという低いうなり。
それぞれ原因が違い、対処も違います。
この記事では、録音の現場で音響機材を扱ってきた立場から、ノイズの切り分け手順を上から順に解説します。
まず、ノイズの音を聞き分けます
サー: ゲインと距離をまず疑う
最も多いのがこれです。
マイクと口が遠いと、声を稼ぐためにゲイン (入力の増幅) を上げることになり、機材の自己雑音まで一緒に増幅されます。
対処は逆の操作です。
マイクに近づいて (15cm前後)、ゲインを下げる。
これだけで信号と雑音の比率が劇的に改善します。
ジー: 電源とケーブルの点検
- USB接続の機器なら、PCの別のUSB端子 (できれば本体直結) に差し替えます。
ハブ経由は干渉の温床です。 - 調光機能つきの照明を消してみます。
調光器は代表的なノイズ源です。 - ケーブルを電源タップやACアダプタから離して這わせます。
ブーン: 電源の輪を断つ
複数の機器がそれぞれ別の場所から電源を取っていると、グラウンドループという電気の輪ができて低いうなりが乗ることがあります。
対処は関係する機器の電源を1つのタップにまとめること。
これだけで消えるケースが多くあります。
振動と環境音: 物理で解決
- 机の振動はマイクスタンドやショックマウントで切ります。
キーボードを打つ人はマイクアームが特に有効です。 - エアコンや換気扇は録音中だけ止めるのが最も確実です。
止められない環境なら、感度の低いダイナミックマイクへの乗り換えが根本対策になります。
やってはいけないこと
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ノイズは敵ではなく、原因を教えてくれる信号です。
聞き分ければ、対処は一本道です。
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