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ワイヤレスイヤホンが充電できなくなったとき、実際に電池が壊れていることは意外と少ないです。
充電は、電源アダプタ、ケーブル、充電ケース、金属の接点、イヤホン本体の電池という一本の鎖でつながっており、どこか一箇所が途切れただけで「充電できない」という同じ症状になります。
この記事では、機材を扱う立場から、鎖のどこが切れているかを順番に特定する手順を解説します。
上から順に試してください。
確認手順の全体像
この表を頭に入れたら、次の5つの手順を上から順に試します。
手順1: ケーブルとアダプタを替えてみる
最初に疑うのはイヤホンではなく、給電側です。
別の USB ケーブルと別のアダプタの組み合わせで、ケースの充電表示が点くかを確認します。
ケーブルは見た目が無事でも内部で断線していることが多く、これだけで解決する相談が一定数あります。
手順2: ケース自体の電池を確認する
イヤホンはケースから充電され、ケースは外部から充電されます。
つまりケースの電池が空だと、イヤホンには一切充電されません。
ケースを電源につないだときの表示ランプの色や点滅を確認し、しばらく充電してからイヤホンを収めてください。
手順3: 接点を清掃する
ケースの内側にある金属端子と、イヤホン側の端子は、皮脂や汗、ほこりの膜が一枚あるだけで通電しなくなります。
乾いた綿棒か柔らかい布で両方の端子を拭いてください。
落ちにくい汚れには無水タイプのアルコールを少量使う方法もありますが、含水タイプは端子の腐食を進めることがあるため避けてください。
手順4: 置き直して、収まりを確認する
イヤホンは磁石でケースの正しい位置に吸い付く設計ですが、イヤーピースを社外品に替えていたり、ケース内にほこりが溜まっていたりすると、わずかに浮いて接点が届かないことがあります。
イヤホンを一度取り出し、ケース内を確認してから、カチッと収まるまで置き直してください。
充電表示が点くかを左右それぞれで確認します。
手順5: 過放電なら、つないだまま30分待つ
長期間使わずに放置して電池が完全に空になると、保護回路が働いて、充電を始めてもすぐには反応しないことがあります。
これは過放電と呼ばれる状態で、故障ではありません。
電源につないだまま30分ほど置いてから、表示が変わるかを確認してください。
それでも充電できないとき
ここまでの手順で反応がない場合は、ケースかイヤホン本体の電池、または充電回路の故障が考えられます。
保証期間内であれば、分解せずに購入店かメーカーサポートへ相談してください。
保証が切れている場合は、修理費用と新品価格の比較になります。
充電池は消耗品で、毎日使えば2年から3年で容量の低下を感じ始めるのが一般的です。
購入から年数が経っているなら、修理に費用をかけるより、電池も含めて新しくなる買い替えのほうが合理的なことが多いです。
片方だけ聞こえない症状が併発している場合は、ワイヤレスイヤホンが片方だけ聞こえないときの復活手順もあわせて確認してください。
買い替えるなら。
基準は「機能」か「軽さ」かです
電池が原因の充電不良は、部品交換ができない構造の機種が多く、費用と納期を調べているあいだも使えない日が続きます。
年数が経った一台なら、買い替えが最短の解決です。
次の一台は、ノイズキャンセリングなどの機能を取るか、軽さと装着感を取るかで選ぶと迷いません。
価格は変動するため、ボタン先の販売ページで今日の価格を確認してください。
なお、新しい一台を長持ちさせる要点は一つで、汗や水に濡れたら拭いてからケースに戻すことと、充電が空のまま長期間放置しないことです。







