空音開発Kuon R&D
録音技術 · 2026.08.04

ブラウザ 録音 高音質 32bit float 無料。インストール不要で素の音を録る手順

KUON DAR をブラウザで開けば、インストールなしで 32bit float 録音ができます。無料プランで時間制限なく、クラッシュ保護と連続性検証も備えています。

目次

KUON DAR をブラウザで開けば、ソフトのインストールなしで 32bit float 録音ができます。

無料プランで時間制限もありません。

エコーキャンセルや自動ゲインを切った、加工のない素の音で録れます。

どうやるのか

  1. /dar を開いてログインします。
  2. 録音パネルを開きます。
  3. 入力デバイスを選びます。
  4. モノかステレオ、サンプルレートを選びます。
    無料プランでは 44.1 kHz、48 kHz、88.2 kHz、96 kHz から選択できます。
  5. 録音を開始します。
  6. 停止すると波形として読み込まれます。

何が起きているのか

KUON DAR の録音は、ブラウザの AudioWorklet で生の PCM を直接受け取ります。

非対応の環境では ScriptProcessor にフォールバックします。

いずれの場合も、エコーキャンセル、ノイズ抑制、自動ゲインはすべてオフです。

ブラウザが音に手を加える経路を通らず、入力されたままの信号を記録します。

ビット深度は常に 32bit float です。

16bit や 24bit に変換する選択肢はなく、ゲインを後から調整しても情報が失われない形式で記録されます。

録音中は 1 秒ごとに、ブラウザ内のファイルシステム(OPFS)へ PCM の影を書き込みます。

書き込みのたびに flush するため、ブラウザが落ちても、電源が切れても、データは残ります。

次回起動時には未保存の録音を検出し、復元を提案します。

画面スリープは Wake Lock API で抑止されるため、長いセッションでも画面が切れて録音が止まることはありません。

連続性の検証も同時に行われます。

蓄積したサンプル数と経過時間の差を 200 ms ごとに監視し、0.2 秒を超える跳ねがあれば欠落として時刻とともに記録します。

デバイスの切断やタブの非表示化もイベントとして記録され、停止時には連続性の検証レポートが表示されます。

録り直すべきかをその場で判断できる仕組みです。

ストレージ残量が 2 GB を切ると注意が表示されます。

バッテリーが 20 % を切ったときも同様です。

録音の途中で容量不足やバッテリー切れに気づかず続けてしまうことを防ぎます。

録音した音声は、クラウド保存を選ばない限りサーバーには送られません。

ブラウザ内で処理が完結します。

録音後のノイズ除去については「[ノイズ除去 オンライン。

音声のサーッというノイズをブラウザで消す手順](/journal/noise-removal-online-free)」も参照してください。

録音の手法全般については「録音方法」で詳しく解説しています。

気をつけること

入力のモニタリングはありません。

ハウリングを防ぐため、ゲイン 0 のサイレントシンクを経由する設計です。

録音中に自分の声を返しで聞くことはできません。

必要な場合は、オーディオインターフェース側のダイレクトモニタリングを使ってください。

無料プランで選べるサンプルレートは 44.1 kHz、48 kHz、88.2 kHz、96 kHz です。

176.4 kHz を超えるサンプルレートや DSD は Concerto プランで使えます。

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