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1975年5月発売で当時の価格は5万8千円でした。
ダイレクトドライブレコードプレーヤー
DENONのDP1700は、往年の名機DP5000FやDP3000の設計と基本性能を受け継ぎつつ、現代の住空間にも調和するようコンパクトにまとめられたダイレクトドライブターンテーブルシステムです。
ターンテーブルにはDP-1000ダイレクトドライブが搭載されています。
新たに開発されたシンプルで操作性に優れたエス字形トーンアームを搭載し、プレーヤーキャビネットには十分な補強と効果的な粘弾性体、インシュレーターを採用することで、ハウリング防止にも徹底的に配慮しながらレコードプレーヤーシステムとしての完成度を極限まで高められたモデルです。
モーターのシャフトが直接ターンテーブルを駆動するダイレクトドライブ方式を採用。
ベルトやアイドラーなどの伝達機構を排除することで、ワウフラッターやランブルを低減し、長期にわたって安定した性能を維持します。
使用&調整方法
DENON DP-1700の調整をしていきます。
これは他のレコードプレーヤーにも共通していることが多々あると思いますので、参考になれば幸いです。
50hzと60hzの切り替え
切り替えはこのゴムシートを外して


ここで調整します。
当然ですが、ここを調整しないとスピード調整しても永久に合わないので注意!

拡大するとこのようになっていて、左右にネジがありますので、このプレートを60hz、50hz、それぞれ地域によって合わせてください。
60hz、50hzとはなにか?
と、この先デジタル世代の方向けに書いておきますので、じっくり学びたい方は読み進めてください。
電気の歴史は、トーマス・エジソンとニコラ・テスラの交流・直流論争にさかのぼりますが、最終的に、長距離送電に適した交流が主流となり、交流の周波数(1秒間に電流の向きが変わる回数)は、国や地域によって異なってしまいました。
日本の場合は、明治時代に東京ではドイツから50Hzの発電機が、大阪ではアメリカから60Hzの発電機が導入されたため、それぞれの周波数が定着しました。
富士川と糸魚川を結ぶラインを境に、東側が50Hz、西側が60Hzとなっています。
レコードプレーヤーのモーターは、交流電源の周波数に同期して回転するため、50Hzの地域で60Hz用のプレーヤーを使用すると、モーターの回転数が遅くなり、レコードの再生速度が遅くなってしまいます。
逆に、60Hzの地域で50Hz用のプレーヤーを使用すると、回転数が速くなり、再生速度が速くなってしまいます。
そのため、レコードプレーヤーには、使用する地域の周波数に合わせてモーターの回転数を調整する機能が必要となります。
ちなみに近年では、多くの家電製品が50Hz/60Hz両方に対応するようになっているので、新しいレコードプレーヤーを購入する場合は、この周波数の切り替えは心配しなくてOKです。
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針圧の調整方法
まず、カートリッジをトーンアームに取り付け、アームリフターを下げてトーンアームが水平になるように調整します。
今回はDENON MC型カートリッジ DL-103を使用しています。
DL-103は現在でも現役で購入できる名機として有名で、音が非常にGOODです!
アームそのものが水平に保たれている状態、これをゼロバランスといいます。
次に、カウンターウェイトが動かないように固定しながら、針圧目盛りの「ゼロ」をトーンアームの基準線に合わせます。
その後、カウンターウェイトを回し、トーンアームの基準線が希望する針圧の目盛りに合うように調整します。
カウンターウェイトと目盛りリングは連動して動く構造になっているため、カウンターウェイトを回すと目盛りリングも一緒に回転します。
カウンターウェイトは一回転で2.5グラムの針圧調整となっています。
ちょうど、DL-103が2.5グラムなので、一回転して完成です。
カートリッジによってこの重さが違ってくるので、カートリッジに適用した重さにしてください。
アンチスケーティングつまみの調整方法
アンチスケーティングつまみの目盛りを、使用する針圧の値に合わせます。
例えば、針圧を二グラムに設定する場合は、アンチスケーティングつまみも二グラムの位置に合わせます。

アームの高さ調整
カートリッジによってはアームの高さが合わない場合もあります。
リフターが上がった状態でレコード盤と針が離れている必要があるわけですよね。
リフターが上がった状態でレコード盤面に接している場合(リフターが機能していない)や盤面よりも下になっていたりしたら、アームを高くしてください。

写真はリフターが上がった状態。
調整には精密ドライバーが必要です。


マイナスドライバーが下方向にあるかと思いますが、これをゆるめると上下に調整することができます。
DL103の場合は高さギリギリまであげてちょうどいい感じでした。


