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コンサートや発表会を録った数時間の音源から、曲の区切りを自動で見つけて1曲ずつ切り出せます。
検出から区間の編集、試聴までは無料です。
ソフトのインストールは不要で、ブラウザだけで作業が終わります。
どうやるのか
- KUON DAR を開き、ログインします。
- 長時間の WAV ファイルを読み込みます。
300MB を超えるとライブ編集モードへの案内が出ます。 - 「分析して曲を検出」を押します。
読み込んだだけでは何も起きません。 - 検出された区間を確認します。
境界のドラッグ、削除、結合、分割、追加が画面上でできます。 - モニター再生で各区間の内容を確かめます。
ここまで無料です。 - 区間を確定したら、1曲ずつ切り出します。
切り出しの実行は Concerto です。
何が起きているのか
この機能は録音全体を一度だけ走査し、音の性質から曲の区切りを見つけます。
分析にはスペクトル平坦度、クレスト、重心、低域比、高域比、RMS、ゼロ交差率、ステレオ相関、3Hzから8Hzの変調エネルギーを使い、各瞬間を「music」「拍手」「喋り」「曲間」「調弦」「環境音」の6カテゴリに分類します。
走査は4MBずつのチャンクで行い、全長のPCMデータをRAMに載せることはありません。
RAMに残すのは波形オーバービューと約16kHzへのダウンサンプルのみです。
音量のしきい値は録音ごとに Otsu 法で自己較正されます。
これにより、録音環境が異なっても適切なしきい値が自動で決まります。
利用者が調整するのは感度(±6dB)と最短曲長(5秒から90秒、既定20秒)の2つだけです。
検出後には実際のしきい値が表示され、コントラストが弱い録音では警告色で知らせます。
楽章間やフレーズ間の沈黙は「曲間」として分類され、演奏の一部として保持されます。
無音カットの対象にはなりません。
音声認識のAPIは使わず、すべてブラウザ内で完結します。
区間の編集はすべて非破壊で、元の音源ファイルには手を加えません。
切り出しは元のサンプルレートとビット深度のまま、必要なバイト範囲だけを8MBずつ読み出して行います。
気をつけること
切り出しは1曲ずつです。
全曲を一括で書き出す機能はありません。
必要な曲を選んで、ひとつずつ実行してください。
対応しているのは RIFF WAV のみです。
4GB を超えるファイルや RF64 形式には対応していません。



