目次
先に、私の立ち位置を書いておきます。
私はマイクケーブルの予備を、いつもクラシックプロで揃えています。
現場に何本も持ち込む消耗品だからです。
つまりこの記事は、カタログの受け売りではなく、使い続けている範囲についての報告です。
使っていない製品については、使っていないと書きます。
クラシックプロとは何か
CLASSIC PRO は、音響機材店サウンドハウスのプライベートブランドです。
だから他の店にはほとんど並びません。
楽器店で見かけないのは、扱いが無いからです。
安さの理由もここにあります。
企画から販売までを一つの会社が持ち、中間の流通がありません。
広告もほぼ打ちません。
その分が価格から抜けています。
つまり「怪しいから安い」のではなく、「仕組みとして安い」ブランドです。
私が常用している範囲
マイクケーブル
余計な加工がされていないぶん、素直に鳴ります。
音の色付けを求めるケーブルではありません。
信号を運ぶ道具として、値段の何倍も働きます。
耐久性は価格なりです。
だから私は「一軍」ではなく「予備を何本も」という使い方をしています。
現場でケーブルが1本死んでも、同じ値段でもう2本買えると思えば、心理的にも楽です。
音質にこだわる一軍のケーブルは MOGAMI 2549 を選んでいます。
使い分けの考え方は別の記事に書きました。
スタンド類
スタンドは、音が通らない機材です。
音が通らない機材は、頑丈さと安定だけを見ればよい。
ここはクラシックプロの独壇場です。
買ってよい範囲と、慎重になる範囲
使い続けてきた立場からの線引きです。
買ってよい範囲。
ケーブル、スタンド、ラックケース、変換プラグといった、音を変えないもの・消耗するもの。
ここは迷わずクラシックプロで足ります。
慎重になる範囲。
マイクやスピーカーといった、音そのものを作る機材です。
悪いという意味ではなく、ここは音の好みが絡むので、値段だけで選ばず試聴できるものは試聴してください。
たとえばダイナミックマイクの CM5 は、定番の SM58 と同じ用途を数分の一の価格で担う製品として知られています。
割り切りの設計を理解して使う
クラシックプロは「高級品と同じものが安く買える」ブランドではありません。
「どこを削れば実用に足りるか」を設計したブランドです。
だから、削られた部分(仕上げの質感、耐久の余裕、音の色気)を求めると裏切られます。
削られていない部分(実用性能、価格、入手性)を求めると、値段の何倍も働きます。
この線を理解して使えば、失敗しません。
