スタンドは、どれも同じに見える
マイクスタンドも譜面台も、写真で見れば同じ形をしています。
安いものは千円台からあり、高いものはその何倍もする。
何が違うのか分からないまま安い方を買い、ぐらつきと緩みに悩まされる。
スタンド選びの答えは、実は一つのメーカー名でほぼ終わります。
結論から書きます。
スタンド類で迷ったら、K&M を選んでおけば失敗しません。
K&M はドイツのスタンド専業メーカーで、正式には König & Meyer といいます。
マイクスタンド、譜面台、スピーカースタンド、楽器スタンド。
立てる道具だけを作り続けて、世界の現場で標準になっています。
スタンドは音の通らない機材です。
だから見るべきは音質ではなく、剛性、安定、そして締めた角度が緩まないこと。
K&M はこの3点で価格差の理由をはっきり示してくれます。
マイクスタンド
迷ったらこれ。
ブームスタンド 210/2
K&M の 210/2 は、世界中のスタジオとホールで最も見かけるブームスタンドです。
竿の角度が演奏中に下がってこない。
脚が滑らない。
何十年も設計が大きく変わっていないのは、完成しているからです。
K&M 21020B (ST210/2B) ブームマイクスタンド
世界の現場の標準。1本目のスタンドとして最初からこれを勧めます。
価格と在庫は各店でご確認ください
ボーカル用ならストレート型
ブーム (横に伸びる竿) が要らない用途なら、ストレート型のほうが軽くて場所を取りません。
K&M 20120B (ST201/2B) ストレートマイクスタンド
ボーカル・スピーチ用。立ち位置が決まっている用途に。
価格と在庫は各店でご確認ください
机の上で使うなら卓上型
配信やナレーションで、机にマイクを立てる場合はこれです。
K&M 23325 卓上マイクスタンド
低くて重い。机の振動が伝わりにくい構造です。
価格と在庫は各店でご確認ください
足元を広く使いたいなら
譜面や配線で足元が混み合う現場では、脚の低いタイプが効きます。
K&M 26000B マイクスタンド (ロースプレッド脚)
脚が低く広がり、譜面台と重ねて置けます。
価格と在庫は各店でご確認ください
スピーカースタンド
モニタースピーカーは、耳の高さに上げるだけで聴こえ方が変わります。
機材を買い替えるより先に、置き方を直すべき理由です。
K&M 26772 スピーカースタンド
高さ調整可。まず耳の高さに合わせることが最優先です。
価格と在庫は各店でご確認ください
置き方の考え方は別の記事にまとめています。
スピーカーの置き方
譜面台
譜面台も K&M が定番です。
折りたたみの軽いものから、オーケストラで使う面の広いものまで揃っています。
選び方は用途で分かれます。
持ち運ぶなら折りたたみ、置きっぱなしなら面の広い据え置き型です。
サウンドハウスで K&M の譜面台を見る
楽器スタンド
クラリネット、トランペット、トロンボーン。
楽器ごとに専用設計のスタンドがあります。
楽器を床や椅子に置く習慣は、いつか必ず事故になります。
楽器の値段を考えれば、専用スタンドは保険として安すぎるくらいです。
サウンドハウスで K&M の楽器スタンドを見る
機材ラック
卓上の機材を縦に整理するラックスタンドもあります。
K&M 40900 8U デスクトップラックスタンド
卓上の機材整理に。ラックケースの選び方は別記事にあります。
価格と在庫は各店でご確認ください
ラックケースの選び方
K&M のスタンドは何が違うのですか
締めた角度が緩まないこと、脚が滑らないこと、長年使っても壊れにくいことです。スタンドは音が通らない機材なので、この3点がすべてです。安価品との差は買った日ではなく、半年後に出ます。
マイクスタンドはブームとストレートのどちらを選べばよいですか
楽器や機材をよけてマイクを差し込むならブーム (210/2)、立ち位置が決まったボーカルやスピーチならストレート (201/2) です。1本目で迷うならブームのほうが用途が広いです。
K&M はどこで買えますか
国内では音響機材店での扱いが中心で、サウンドハウスが品揃えと価格の両面で買いやすい店です。